健康畳店会
健康畳店会


|畳の構造|畳のサイズ畳の効果・性能畳のお手入れ方法

■畳の構造

       畳は主に畳表、畳床、畳縁の3つのパーツから構成されています。
畳 表 (たたみ おもて)
イグサの茎などと麻糸とで織ったござのことで、畳の表につけます産地により備後(びんご)表・琉球表などがあります。イグサを横に、麻の糸を縦糸にして織られていて、等級もイグサの種類によって分類されます。高級な畳には縦糸にマニラ麻の糸などが使用されます。使われるイグサの量は畳1畳で大体4000〜5000本でさらに高級な畳になると7000本のイグサが使用されます。
現在では和紙でできた畳表や、水に強いナイロン性の畳表など、機能性や用途に応じた新しい畳表もいろいろ開発されています。

畳 床 (たたみ とこ)
外観からは全く見えないのが畳床ですが畳としての良し悪しを決めるもっとも重要な芯材にあたる部分で重要なポイントになります。中身は色々あり、稲ワラでつくられた藁床、藁とポリスチレンフォームを組み合わせた藁サンドイッチ床、藁を全く使わずインシュレーションボードのみのT型建材床、ボードとポリスチレンフォームのU型建材床・V型建材床、ポリスチレンフォームだけの化学床があります。

畳 縁 (たたみ へり)
畳縁は、畳にとって、装飾性やデザイン性を高め、耐久性など機能保持の役割を果たしている大切な存在です。そればかりか、畳表の素朴な美しさを引き立たせ、和室空間の広がりを引き締め、座敷としての格調を高める効果を果たしています。種類としては、麻や綿、ポリエステルのような素材でできており、無地や柄の入った種類のへりがありたくさんあります。
▲Topヘ
■畳のサイズ
畳のサイズは地方によって異なります。ここでは基本的な畳サイズ3種類を説明いたします。

・京間、本間、関西間 6尺3寸×3尺1寸5分 【1910o×955o】
・中京間、三六間 6尺  ×3尺 【1820o×910o】
・江戸間、関東間、五八間 5尺8寸×2尺9寸 【1760o×880o】

これらのサイズを基準にし各部屋を測り、歪みを見て、o単位で畳のサイズを加工し部屋にあわせたオーダーメイドの畳を作ります。
厚みについても、基本的には55oですが、現在は住宅の仕様にあわせて、15o〜60oまで畳の厚みを調整する事が出来ます。
▲Topヘ
■畳の効果・性能
【1】空気清浄化
二酸化窒素やシックハウスの原因とされる化学物質を吸着します。
空気中のアセトアルデヒドの吸着力を測る実験では、初期濃度約14ppmが2時間で4割減少しており、い草は他の有機資材と比較して高い吸着性をもっている事がわかっています。
また、東京大学工学部の西村肇教授の研究室により、二酸化窒素についても畳表が60分で部屋の濃度を10分の1に減らすということが示されています。

【2】保温・断熱性
稲わらには熱を伝えにくい特徴があります。稲わらには適度な空洞があり、その空洞に一度空気が入り込むと、熱を逃さない保湿の役目をしてくれます。

【3】湿度調節
稲わらやい草は自然の素材です。その特性からわずかな湿気を吸収し、また放出する性質があります。

【3】弾力性
ある程度の弾力性と柔軟性があるため、畳の上で転んだりしても衝撃を吸収する柔軟性があり、発育期の子供のバランス感覚を養うのに効果的だといわれています。

【4】芳香性
い草のすがすがしい香りは心を落ち着ける効果(アロマセラピー)があり、嗅覚的に優しいと言われています。

【5】吸音性
フローリングの部屋よりも畳の部屋は稲わらの沢山の空洞に含まれる空気が、音を吸い込む効果を持っているので静かです。静かでくつろぎのある空間を感じることができます。

▲Topヘ
■畳のお手入れ方法
日頃のお手入れ
新しい畳表(イ草)には、変色を防ぐために、泥染め加工が施されています。雑巾がけは原則として、濡れたタオルなどは使用せず、カラ拭きで。掃除機は、畳の目に沿って丁寧にゆっくりかけてください。

汚れの場合
畳表は防汚加工をしていますが、醤油・コーヒー・お茶等の液体をこぼした場合は、乾いた布・ティッシュペーパー等でただちに(2〜3分の間)拭き取ってください。その際、濡れ雑巾で強くこすらないでください。また、時間がたちますと汚れがしみ込み、落ちにくくなりますので、早めの処置をしてください。
油分を含んだ汚れは、薄めた中性洗剤を布に含ませ、かたくしぼってから強くこすらず拭き取ってください。
月に一度程度、薄めた中性洗剤を布に含ませ、かたくしぼってから、タタミの目に沿って、軽く拭いていただければ美しくなります。

カビ・ダニの予防
1.除湿…風通しを良くするか、除湿機・エアコンを使ってください。
2.掃除…こまめに掃除機をかけてください。
3.産卵場所をなくす。
  ・畳の上にじゅうたん、上敷き等を敷かない。
  ・畳床をワラ床から建材床へ入れ替える。
▲Topヘ